漢方達人をめざせ!

八味地黄丸で前立腺がんと20年

 前立腺がんは「腎虚」と考え、それを改善する補腎薬の「八味地黄丸」をお勧めしました。男性更年期症状の不調を感じてもおかしくない年代でしたが、八味地黄丸は体全体を元気にする作用があり、不調とは全く縁がなく、20年が経ちました。

 病院に行くと、今でも手術を勧められるそうです。がんは進行すると手術が不可能になるので、20年前に手術を勧められ、今も勧められているAさんは、がん細胞がそれほど増殖していないということかもしれません。

「このまま寿命が尽きるまで、前立腺がんと付き合っていくよ」とAさんはいつもおっしゃいます。

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。