花粉症で相談にいらした方に、気軽に飲めるものとしてお薦めしているのが、生薬が複数混ざったお茶です。シジュウム、甜茶、ハトムギ、ビワ葉、シソ葉、ハッカ、ネトルが入っています。食品としてもOKの生薬だけで出来ており、体質に関係なく、どなたでもお飲みいただけます。
「漢方薬はちょっと苦手」という方も、きっとおいしいと思うはず。シソの香りがほのかにして、スッキリしてますよ。実際、花粉症ではないけど普通のお茶として楽しんでいる人、この味のとりこになり、花粉症シーズン以外もずっと飲み続けている人もいます。花粉症対策としては、やかんで濃いめに煮出し、一日中、何度も飲む方法がいいでしょう。
Aさんは大のゴルフ好き。でも、花粉症がひどいので、春はゴルフに行く気には全くならなかったそうです。市販薬を飲んでいましたが、あまり効き目がなかったとか。
ところが昨年1月、このお茶を飲み始めました。すると2月、3月ともに、花粉症の症状がほとんど出ず、ゴ
ルフを楽しめたそうです。
お茶と一緒にお薦めしているのは、腸まで届くタイプの乳酸菌のサプリメントです。腸は免疫の要。花粉症は、免疫の過剰反応によって起こっています。乳酸菌で腸を整えることで、免疫反応が過剰になるのを抑えるのです。
もっと積極的に花粉症の対策をしたい人は、やはり体質改善が必要。ひどい花粉症だった私も、漢方薬で体質を改善し、あのつらさから脱却しました。大人の場合、月単位で時間がかかるので、来シーズン対策と考え、始めてみませんか?
漢方達人をめざせ!