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【網膜硝子体手術】 杏林大学医学部付属病院・アイセンター(東京・三鷹市)

(提供写真)

「最新の硝子体手術機器(コンステレーション)を3台、外来手術室の3部屋に硝子体手術用顕微鏡を備えています。重症の網膜硝子体疾患で、全身麻酔での手術になる場合や夜間の緊急手術は、病院の中央手術室を使います。また、条件の合う希望者には日帰り手術(2013年=114件)も行っています」

 単に手術数が多いだけでなく、手術で網膜が元の状態に戻る網膜復位率も高い。難治性や続発性を除いた通常の網膜剥離の場合(06~11年に1196眼)では、初回復位率は94・9%で最終復位率は99・1%という。

「ただし、手術で網膜剥離自体は治っても、視細胞の傷害は戻らないので、視力が0・4(読書視力)以下に低下したままの患者さんも出てきます。そのケースは、ロービジョン外来でフォローアップを行っているのも当科の大きな特色です。専門の研修を受けた視能訓練士が、残った視力でどう生活したらいいかサポートしています」

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