「貧乏ゆすり」は悪癖にあらず 長時間座位の死亡リスク減少

周りは迷惑がるかも知れないが…(C)日刊ゲンダイ

 中京大学体育学部の湯浅景元教授は、実験によって「貧乏ゆすりを3分間続けると、ふくらはぎの温度が1度上昇する」ことを確かめた。これは、ウオーキングを20分続けるのと同じ効果で、冷え性の対策にもなるという。

 さまざまな病気のリスクを下げるためには、「1時間座り続けたら、いったん立ち上がるだけでも効果がある」(辛院長)というから、意識して貧乏ゆすりをする必要はない。しかし、貧乏ゆすりのクセがある人は、健康のことを考えたら、無理にやめなくてもいいのだ。

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