漢方達人をめざせ!

秋は「白っぽい」「辛い」食品を

 体調管理は、食生活から。秋にいいのは、白っぽい食品や辛い食品です。大根、ネギ、玉ネギ、ショウガ、里芋などがいい。これらの具材をたっぷり入れたみそ汁などおすすめです。

 次の季節、冬は冷え性や腰痛、耳、骨や髪のトラブル、精力低下などが起こりやすい。冬にいいのは黒い食品です。アサリ、シジミ、ハマグリ、昆布、ヒジキ、海苔、アワビ、クラゲなどを選んでください。体を冷やすと思考がめぐらないので、頭をフルに働かせたければ、不調がなくてもぜひ。

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久保田佳代

久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。