尿酸値1上昇で高血圧リスク2割増…押さえたい「痛風知識」

「食欲の秋」は痛風にも注意(C)日刊ゲンダイ

■痛風と高尿酸血症

 血液の尿酸値が7(mg/dl)を超えると、尿酸が血液の中で溶けきれずに、結晶になりやすくなる。関節などにたまった尿酸結晶がはがれ落ちると、激烈な痛みを伴う痛風発作を起こしてしまう。痛風発作がなくても、尿酸値7を超える状態を「高尿酸血症」という。高尿酸血症の段階から対策を講じれば、痛風の予防も可能となる。

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