有名病院 この診療科のイチ押し治療

【便失禁】指扇病院・排便機能センター(埼玉県さいたま市)

指扇病院の味村俊樹センター長(C)日刊ゲンダイ

 BF療法(計5回)の改善率は、便失禁、便秘ともに約70%という。

 また、同センターでは薬物療法やBF療法などの保存的治療では治らない難治性の便失禁に対する「仙骨神経刺激療法」という外科治療も行っている。細いリードの付いたバッテリー内蔵の装置をお尻に埋め込んで、電極で肛門の神経につながる仙骨神経を刺激して便失禁を改善させる。

 仙骨神経刺激療法は、昨年4月に保険適用になったばかりで、実施する施設もまだ少ない最新治療だ。便失禁の頻度が50%以上減少する治療成功率は約80%で、漏出性でも切迫性でもタイプに関係なく有効という。

「難治性でも普通に外出、旅行ができるまでに改善する人もいます。便失禁の治療法は数多くあるので、少しでも悩んでいたら受診していただきたいと思います」

 回復期リハビリ病棟、介護老人保健施設を併設する地域の急性期病院
◆スタッフ数=19人(医師1人)
◆年間初診患者数=約300人
◆バイオフィードバック療法の直近年間実施数=初回患者51人、延べ174人
◆仙骨神経刺激療法の実施数(2014年4月~)=5人

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