愉快な“病人”たち

プロゴルファー 田原紘さん (72) 一過性脳虚血発作 ㊦

(C)日刊ゲンダイ

 もともと低体温症で不整脈、そこに高血圧症も加わり、脳梗塞になりやすいご三家要素がそろっていました。幸い、30分程度の一過性脳虚血発作で済み、入院せずに済みましたが、右半身の軽いマヒで手先が思うように動かなくなりました。

 ひどい眠気にも襲われるんです。特に食事を取ると、一服しているうちに眠ってしまう。胃袋に血液が集中してしまうのか、頭に酸素が回らなくなるんです。このことに気付かずコースに出ると午後はミスが連発。脳の指令系統が狂ってしまうんだね。今は昼食を半分にセーブしています。

 リハビリとしては、家の柱を使った相撲のテッポウの真似事や、スロージョギングをやっています。太ももの大きな筋肉を使うと、全身の血の巡りがよくなるそうなんです。360鉢の盆栽の手入れと切り絵で指先を動かしています。ついでに、箸の持ち方が悪かったから、これをきっかけに箸の持ち方も覚えなおして、昔よりうまくつまめるようになったんですよ。

1 / 3 ページ