愉快な“病人”たち

ファッションデザイナー ドン小西さん (63)心臓弁膜症の手術の後、うつに…

(C)日刊ゲンダイ

テレビの番組中に体験した人間ドックで心臓弁膜症が見つかり、手術はカメラを入れてドキュメントにしました。主治医は番組のご意見番でもある南淵明宏先生ですから、先生も相当気を使って最善を尽くしてくださいました。それでも術後は大変でした。

 退院してから3週間ぐらい、ひどい「うつ」に襲われたのです。家に戻ってドアを閉めると閉塞感がして不安でいられない。30代後半に一度経験しているので、これはうつだと気づき、家を出て白金から六本木まで歩いた。すると今度は六本木の雑踏の音で不安になる。これはヤバイと思って、六本木に住んでいる医者の友達をたたき起こし、精神安定剤を処方してもらって難を逃れました。

 あの頃はとにかく散歩しましたね。散歩で体を疲れさせて、余計なことを考えないようにして眠った。手術を含め10日しか休まず、正月明け早々にロケに出ていたし、仕事はテンション上げて、いつも通りやっていたけどね。

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