愉快な“病人”たち

コメディアン・俳優 小松政夫さん (72) 敗血症

(C)日刊ゲンダイ

 芸能界に入って50年、一度も体調不良で仕事を休んだことがないんですよ。

 そんな僕がワイドショーで大騒ぎになったのは60歳のころ。忙しい日が続きすぎてもう限界。14日間の休みをもらうことにしたんです。いざ休みになって、朝はゴルフ、夜は酒を飲みまくり、ほとんど寝ないで4日間遊びまくりました。

 そして、5日目は完全にオフ。6月にしてはいい天気で、暖かいのに朝から寒けがして、引っ張り出したストーブを抱えるようにして温まっていました。熱が41度も出ていたんです。それでかかりつけ医に電話をして、薬だけ処方してもらい、付き人に取りにいってもらいました。

 その薬を飲んだかどうか、その辺から記憶が曖昧なんですが……。付き人が運転して戻ってきた車に乗り、「仕事だ、フジテレビに行くぞ」と大汗かきながら言った。すると付き人が「今日はお休みです。僕は車を洗いにきたんです」と言う。そんなはずはない、と事務所に確認してもらうと何もなかった。

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