愉快な“病人”たち

お笑い芸人 安田大サーカス 団長安田さん (39) 精巣捻転

(C)日刊ゲンダイ

 小学生の頃から年に1、2回すごくキンタマが痛くなることがあって、男ならだれでもあるんだろうって思っていたんです。

 痛い時は家の柱を押して「グーッッ」て踏ん張ると、スッと痛みが取れる。いつもそうやって痛みを克服していました。そんな痛みも、成長するにつれて徐々にインターバルが広くなり、忘れていました。

 後に判明した「精巣捻転」は、睾丸をぶら下げている管がねじれて血流が止まる病気で、子供に多く、体が成長すると次第になくなるらしい。僕も何が起きてるのか分からへんかったし、親にも言わずにきた。

 ところが19歳の時、仕事中に冗談で女の子にキンタマ蹴られたら、股間に潜り込んで戻らなくなって。メッチャ痛くて救急車を呼んだ。タンカで運ばれ、「じゃこっちのベッドに移ってください」と看護師さんに言われて苦しみながら移った途端、痛みが消えた。たまたまスキー場だったんですが、そんなところで救急車を呼んで、なんやカッコ悪い話になりました。

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