千葉県に対しても、看護師養成、東千葉メディカルセンターについての失政を細かく指摘してきた。
これに対し、千葉県が嫌がらせに出たという。
「高齢者の財産管理、地域での医療人材確保と患者や要介護者をどうするかなど、地域包括ケアをテーマに13年度から3年計画で地域医療再生臨時特例交付金を千葉県から頂き、事業を進めていました。ところが決定されていた14年度補助金を一方的に減額、15年度も含め突然、補助金を打ち切ると告げられました」
驚いた小松氏は、違法性を指摘するとともに、厳しく説明を求めた。すると一転して「減額、打ち切りは誤りだった」と謝罪してきたという。小松氏は一連の経緯と担当者への処分を求めた文書「千葉県行政における虚偽の役割」をメルマガに発表した。
「この後、病院の経営者に呼び出され、行政批判をやめるよう言われました。“厚労省職員から、行政批判を今後も書かせるようなことがあると、亀田の責任と見なす。そうなれば補助金が配分されなくなるとほのめかされた”というのです。これが事実なら、憲法が定める表現の自由に関わる大問題です。この後、この厚労省職員の名前が判明しました。そこで厚労大臣宛てに、調査と厳重対処を求める申し入れ書の原案を厚労省の高官に提出いたしました」
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