漢方達人をめざせ!

一晩で風邪を退治する

 先日、体調を崩してしまいました。仕事をしている間中、熱が上がっていくのがありありとわかり、普段はないことですが、スタッフに後をまかせて先に帰りました。自宅で熱を測ると、40度近い。前日、子供たちと3時間バドミントンをやったのですが、口を開けたまま上を向いている時間が長かったため、風邪をはじめとするさまざまなウイルスが体内に入ったのでしょう。

 とはいえ、翌日の仕事に差し支えるのはなんとしても避けなければなりません。私が実践した方法を紹介します。

 まず、葛根湯を飲む。葛根湯は、「風邪をひいたかも」と思ったその時に飲むと効果的な漢方薬です。よく「風邪なら葛根湯」と言いますが、本格的にひいてから飲むのでは遅い。私の場合、「ひいた」と思ったその時だったので、葛根湯が効くと判断しました。

 次に厚手のパジャマを着込み、最高に熱くなるまで温めた豚汁に生姜をたくさん入れて食べました。さらに、熱中症対策によく使われる経口補水液とマルチビタミンを飲みました。どちらも大手ドラッグストアで手に入るものです。

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。