最近、相談者のお父さんが認知症と診断され悩んでいました。家族が認知症になってしまうことは、他人事ではありません。そして、私たちの生活の中にもその危険性があります。相談者のお父さんは毎日、多量のアルコールを飲んでいました。
アルコールと認知症がなぜ関係あるのか? それは、アルコールを大量に飲む人ほど、脳の萎縮を起こしやすいのです。アルコールによって活性酸素が発生し、脳のタンパク質が障害を受けるのです。
水を抜いた脳は40%がタンパク質、60%が脂質で出来ているため、大量に活性酸素を発生させると、脂質は酸化し、タンパク質が変性してしまいます。そして、脳に障害を起こすのです。MRI検査をすると、脳の隙間が多くなっていて、これが認知症の発生につながると考えられています。
認知症のリスクを下げたければ、減酒が理想。さらに、おつまみの工夫をしましょう。
サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する