「カルテコ」は患者にとって、自由に自身のカルテを確認できるというメリット、病院はカルテ保管のコストと開示に伴う業務の省略というメリットがある。
現在、2病院がこのサービスを取り入れているそうだが、さらに広がりそうだ。
「将来の医療は、患者さんが自身のカルテを開示して、“こんな私を治してくれる医師を募集します”といったネットオークションが始まるといわれています。それを阻んでいるのが、遅々として進まないカルテ開示と公的医療制度の改革です。これをきっかけにカルテ開示が進み、自由診療の治療が増えてくれば、患者の医師・病院選びも大きく変わるでしょう」(医療系大学情報学部教授)
ネット情報が医療を変える時代が、すぐそこまで迫っている。
どうなる! 日本の医療