魚の消費量が1位の青森県が、美肌ランキングでは42位となっているのはちょっと残念ですが、それを除けば、明らかに消費量の多い県の順位が高く、少ない県は軒並み下位になっています。美肌グランプリのホームページによれば、青森県は意外にも夏の日照時間が全国3位の長さだそうです。紫外線の影響で、肌が荒れやすいのかもしれません。
同ホームページには、魚を丸ごと食べることが、美肌の秘訣のひとつとしています。確かに美肌県は家計調査でも、イワシ、サンマ、カレイなど、「丸ごと・内臓ごと・皮ごと」食べられる魚の消費が多い傾向にありました。また、富山県や石川県ではブリがよく食べられています。魚の皮や骨には、美肌の有効成分が豊富に含まれているのです。逆にマグロ、カツオ、タイなど、主に身だけを食べる魚を多く消費している県は、美肌ランキングが必ずしも高くありません。
家計簿を見れば病気がわかる