指の毛も大事、角質は落とす…冬が危ない“足トラブル”対策

イタタッと思ったら…(C)日刊ゲンダイ

 専門医に行けば角質をとる塗り薬を処方してもらえるが、家庭で独自に行いたい場合は、バスタブやバケツに湯をはり、重曹をスプーン1杯(約10グラム)入れ、15分ほど足をつけると、古い角質がとれ、ツルツルの健康的な肌がよみがえるという。

■合わない靴でのジョギングが炎症を招く

 冬といえばマラソンシーズン。にわかにジョギングを始める人も多いが、「そうした方々が原因不明の足の痛みに悩み、来院するケースが毎年後を絶ちません」。

 原因の多くが、合わない靴をはいて無理を重ねることで足の裏が炎症を起こす「足底筋膜炎」。最初は“朝起きると1歩目が痛い”という症状。しかし昼には痛みがおさまってしまう。そこで油断して放っておくと、やがて昼になっても痛みが取れなくなり、ついには歩けないほど重症化。炎症で足がパンパンに膨れ上がって初めて病院に駆け込む患者は多いそう。

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