この手術をわかりやすく理解するために、鼻の粘膜をあんまんと考えて下さい。あんまんの白いところ(皮)の表面を火であぶって、焦げた皮を剥ぐのがレーザー手術です。あんまんを電子レンジでチンすると、皮のところはフカフカになりますが、少し経つと皮もあんこも硬くなり、全体的な大きさも小さくなります。これが高周波ラジオ波です。
レーザーの鼻腔粘膜の手術は非常に効果が高いのですが、日本で発達したもので、米国では見かけたことはありません。国際的にはガラパゴス的手術に見えるかもしれませんが、日本人に大きな恩恵をもたらす手術なのです。
耳鼻科の病気