家族は医師から「手術しても助からないかもしれない」「助かっても動脈瘤のせいで左手が壊死する可能性があり、腕を切断するかもしれない」と言われたそうです。動脈瘤を切除し、奇跡的に手も問題なく動きました。
裂けた大動脈は縫うわけでなく、そのまま修復されるのを待つのみでした。
今まではテレビとラジオのレギュラーに司会の仕事もこなし、休日は1年に2日。その休日もゴルフで休まない。夜は飲み屋10軒のハシゴもザラ。晩ごはんは、乾き物や塩気の多い酒の肴だけ。そんな生活を40年続けていましたからね。ツケが一気にきたんでしょう。
実は裂ける1週間前くらいから、違和感はあったんですよね。胸の真ん中に500円玉大で1日3回くらい痛くなる箇所がありました。
それが、こんな大きな病気の予兆だとは全く気づきませんでしたよ。
独白 愉快な“病人”たち