「私が知りたいのはそんな集団の確率じゃない。私自身がどうなっているかだ」
そういう気持ちにさせられます。
そんな背景から、最近では余命告知を数字では行わないという医師も増えています。
「あなたの余命は、あなたとは違う患者の平均では5カ月ですが、あなた自身は5カ月後には生きているか死んでいるかのどちらかです。どちらの可能性もあるのなら、生きているほうに希望を持って、まずは今やれることをしていきましょう」
そんな感じでしょうか。
医療数字のカラクリ