しかし、なんといってもビタミンAの注目作用は、がん予防ではないでしょうか。細胞が毎日正常に分裂するのに、ビタミンAが関係しているのです。だから、がん予防に私が真っ先に勧めているのがビタミンA。がん家系は血中のビタミンAが少ないともいわれています。
ビタミンAにはレバーやアン肝、銀ダラ、うなぎなどの動物性(レチノール)と、カボチャや人参、ホウレンソウや柑橘系などの植物性(β―カロテン)があり、一番効率の良い摂取法は、両方同時に摂取すること。
アンコウ鍋や、タラや人参、ホウレンソウなど緑黄色たっぷりの水炊きをユズやダイダイなどのポン酢で食べる。カロテン吸収がアップするごま油をプラスしてもいいですね。
ビタミンAは、喉の粘膜を強め、風邪の予防にもつながります。意識して取ってくださいね。
サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する