有名病院 この診療科のイチ押し治療

【変形性足関節症】東京警察病院・整形外科(東京・中野)

(提供写真)

「正しく診断されず放置してしまうと、進行するうちに手術の選択肢やタイミングを逃してしまうことがあります」

 症状が軽ければ、靴の中敷きを用いて内側に集中している荷重線を外側に移動させる保存的治療で様子を見る。しかし、痛みが強ければ手術の対象になる。

 主な術式は2種類あり、早い段階で手術できれば足関節の可動域が制限されずに済むのだ。

「スネの骨の一部を切り、関節の傾きを修正する『骨切り術』は、関節をいじらないので可動域はあまり変わりません。しかし、この術式が適用になるのはⅢa期まで。それ以降は足関節をボルトで完全に固定する『固定術』になります。固定術は足先を上下に反らす動きがかなり制限されるのと、周辺の他の関節の軟骨が将来減る可能性があるのがデメリットです」

 同外来の初診患者の約半数は他院からの紹介患者だという。同じ整形外科でも専門領域が違えば、なかなか病気は治らない。

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