真似したい伝承療法

北海道のダッタンそば茶

ダッタンそば茶(C)日刊ゲンダイ

 日本でも有数のダッタンそばの生産地は北海道。ダッタンそばは、一般的なそばと比較すると心地よい苦味と香りが特徴だ。

 このダッタンそばの実を原料にして作られたのが「ダッタンそば茶」。1年前からこのお茶を飲んでいる会社員の田川一弥さん(52)が言う。

「とても香ばしくて、おいしいお茶です。実は、血圧管理に役立つと聞いて試すことにしました。ウオーキングを始めたこともありますが、以前は高い時で150以上もあった血圧が130前後まで下がってきました」

 血圧のコントロールを助けるとして、ダッタンそば茶は定評がある。その中心的な働きをしているのが、ダッタンそば茶に豊富に含まれている「ルチン」だ。

 ルチンは、別名ビタミンPとも呼ばれているポリフェノールの一種。毛細血管の弾力性を維持し、血流をスムーズにしてくれる働きがある。そのため、高血圧などの生活習慣病の予防・改善が大いに期待できそうだ。

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宮岸洋明

1965年、石川県生まれ。出版社勤務後、95年、健康ライターとして独立。以来20年、健康雑誌などで取材・執筆活動を開始。本連載では、世界的な長寿国である日本の伝承料理がテーマ。「健康長寿の秘訣は“食”にあり」をキーワードに、古くから伝えられてきた料理や食材を実食し、その栄養価、食味や調理法を紹介。筆者自身も、約1年前から数々の伝承料理を食べ約20キロのダイエットに成功。メタボを脱出し、健康診断もオールA。