独身者は外食が多いのは当然としても、なにかほかの特徴はあるのでしょうか。言うまでもなく、食事の基本は主食です。その傾向が分かれば、全体像も見えてくるはずです。
まずは「米」です。働き盛りの独身男性(35~59歳)で、年間約6000円を支出しています。スーパーで売られている一般的な銘柄米は、5キログラムで2000円ほどですから、約15キログラム(100合相当)消費していることになります。しかし34歳以下の男性では、その半分の50合ほど、同じく女性では、たったの40合に過ぎません。これらの数字は平均値なので、実際には自宅で米を一切炊かないという人も大勢いるはずです。
米よりも好まれているのが「パン」です。男性(35~59歳)で約1万4000円。さらに「麺類」への支出金額も米を超えています。独身者に限れば、パンや麺が主食といったほうが合っているのかもしれません。
家計簿を見れば病気がわかる