麺類の中では、男女ともカップ麺への支出が1位です。独身者は、男女を問わず、自宅で煮炊きすることは少ないようです。買ってきてすぐに食べられるものが好まれているのです。
家計調査には「主食的調理食品」という項目もあります。弁当、持ち帰りの寿司、おにぎり、調理パンなどのことです。独身者はそちらにもかなりの金額を使っています。言うまでもなく「弁当」が1番人気です。たとえば男性(35~59歳)でこの項目の年間支出額は約6万1000円ですが、そのうち3万3000円が弁当です。
独身者は、外食を除けば、主にパンとカップ麺と、弁当やおにぎりを食べて生きているということです。ご飯をあまり炊かないのですから、野菜や肉や魚を調理することも少ないでしょう。炭水化物と脂肪は足り(過ぎ?)ているでしょうが、タンパク質、ビタミン、ミネラルは不足気味になりそうです。
家計簿を見れば病気がわかる