鼻の高周波ラジオ波治療は日本でも昔から行われてきました。針が太く、初期はコテでジーッと焼く感じで効果がありました。しかし、十分な麻酔が必要で、痛みに弱くなってきた現在の日本人にはかなりきついかもしれません。
実際には鼻の下甲介にある肉の塊に細い針をブスッと刺して、肉の内側の組織を固めることにより、粘膜の塊自体を小さくします。
レーザー治療が粘膜の表面をあぶる治療であるのに対して、高周波ラジオ波治療は粘膜の下の組織を凝固させるので、より深いところからの減量を図ることが可能です。さらには、くしゃみや鼻水に関わる神経組織の凝固も期待できるといわれています。また、治療効果の期間もレーザー治療にくらべて長続きします。
高周波ラジオ波はコンピューターで針先の熱の加減をモニターして制御しながら、鼻の粘膜を保持したまま鼻の中の組織だけを凝固することができます。
耳鼻科の病気