漢方達人をめざせ!

商談になるとせき込むのはストレスが原因かもしれない

(C)日刊ゲンダイ

「せきが止まらない」と言うのはKさん(58)。突然、せきが出始めるとなかなか止まらず、会話もできなくなるそうです。

「休日はまだいいのですが、仕事中は困ります。商談中や会議など“今出たら困る”という時ほどせき込むのです」

 最初は風邪薬を飲んでいたKさんですが、さすがに1カ月を過ぎてもよくならないのでやめたとか。市販のせき止めの薬を飲んだこともあるそうですが、効き目をあまり感じなかったそうです。

「くしゃみや鼻水はありません。もしかして、風邪じゃないのかも……」

 仕事について聞くと、半年ほど前から大がかりなプロジェクトに参加していて、気が休まることがない。しかも、この1カ月ほどは納期が迫っているのに進行が予定より遅れていて、焦っている……。

「せきはストレスが原因かも。気が停滞すると肺の機能が落ちて、咽喉から胸元がふさがるような感じになり、せきとして出るのです」

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。