知らなきゃ損!

二日酔い対策のベストアイテム

「経口補水液」を飲む

 年末年始はお酒を飲む機会が増える。二日酔い対策を徹底的に講じたい。一般的な対策で多いのは「とにかく水をたくさん飲む」(「健康アンケート2014年」から)だが、もっといい方法がある。「経口補水液」を飲むことだ。

 経口補水液は「電解質」を含み、人体に近い浸透圧で体に吸収されやすくなっている。「脱水を防ぎ、熱中症対策にいい」として、夏に注目を集める飲料だ。

 アルコールには利尿作用があるので、大量に飲むと体は脱水症状に陥る。ビール500ミリリットルを2本飲めば、1リットル近くの水分が失われるといわれている。この脱水症状が、二日酔いの症状を巻き起こす諸悪の根源だ。

 そのため、水をたくさん飲むと二日酔いの症状が和らぐが、“普通の水”では時間がかかる。効率良く脱水症状を改善するには、経口補水液の方が向いている。「お酒を飲んだ後に一気飲みする」と話すクラブのホステスもいるほどだ。

 二日酔い対策として経口補水液を飲むベストのタイミングは、酒を飲んだ後と就寝前。ドラッグストアなどで手軽に手に入るので、自宅に常備しておきたい。