その代わり患者さんが亡くなったとき、たとえ真夜中であっても、担当医師や看護師は病室から玄関前で待機する遺体搬送の車まで付き添います。このとき、「手を尽くしましたが残念です」とご遺族に短いいたわりの言葉をかけながら、ご遺体に両手を合わせ、お別れの挨拶をします。
とはいえ、例外もあります。亡くなった患者さんがたまたま医師と親しい間柄だったとか、付き合いが古い友人のような関係の場合ですね。
これは「病院」と「患者」というより、個人的な付き合いでしょう。葬儀場に弔電を打ち、あるいは花を送り、もし医師が休日に当たるときは参列をしているようです。
ちなみに私も、長期間入院していた患者さんが亡くなった場合、そのご家族と親しくなるケースがあります。
勤務時間を削ることはしませんが、お香典を持って何度か出席した経験があります。
病院は本日も大騒ぎ