気象庁からスギ花粉の飛散予報(第2報)が発表されました。エルニーニョによる暖冬の影響で、スギ花粉の飛散時期は西日本と東日本では例年より早く、北日本では例年並みとのこと。2月上旬には九州・四国・関東地方から花粉シーズンが始まるようです。
気になる飛散量は、九州・四国・東海地方は昨年より多いか、やや多いで、福岡県や愛知県といった一部のエリアでは非常に多く飛散するとの予想です。一方、中国・関東甲信地方は前年並み、東北と北海道はやや少ない見込みです。
そもそも、その年のスギ花粉の量は日照時間によるといいます。気温はあまり関係なく日照量が多い方がスギの成長が良く、花粉を大量に飛散させるといいます。その点、今年の東北や関東などの東日本では日照時間はほぼ例年並み、西日本では日照時間が例年より短く、気温も低かった。そのためスギの生育が悪く、花粉の飛散量は例年に比べ全国的には少ないと考えられています。
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