モデル仁香が提唱 “がんばらない”アンチエイジング習慣

モデルでウオーキングアドバイザーの仁香(C)日刊ゲンダイ
「腹式呼吸」でぐっすり睡眠

「ささいなことにイライラする」「鬱っぽくて、やる気が出ない」「記憶力や集中力の低下を感じる」「よく眠れず、朝起きるのがつらい」――。

 こうした不調に、心当たりはありませんか? もしかしたら、それは男性更年期の症状かもしれません。

 男性更年期障害の原因は、「テストステロン」という男性ホルモンの減少といわれています。テストステロンの分泌を促すには、タンパク質の摂取が効果的。まずは、肉や魚のほか、卵、大豆製品といった食品を積極的に取るといいでしょう。

 また、強いストレスも、更年期障害の大敵。あまり頑張りすぎず、わずかな不調でも、見て見ぬふりをしないようにしましょう。症状を悪化させないためには、心身の不調を自覚し、早めに休息を取ることが欠かせません。一日の終わりに、腹式呼吸で深い呼吸をするのも有効です。深く呼吸すると、副交感神経(安静時に働く神経)が優位になります。すると、心身がリラックスしてストレス解消につながるため、更年期障害の症状を軽減してくれるのです。

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