健康は住まいがつくる

熟睡には「電球色」、目覚めは「昼光色」が必要

(C)日刊ゲンダイ

「メラトニンは、朝起きて太陽の光を浴びてから15~16時間後に分泌が始まるようになっています。ですから、何時に起床するかによって、その夜の分泌が始まる時間帯が変わってくるのです」

 たとえば、深夜労働をしている人が夕方に起きれば、その時がその人にとっての朝になる。睡眠リズムを崩さないためには、起きたら太陽の光に代わるような明るい照明(青白っぽい光)をきちんと浴びられる環境下で一日をスタートすることが大切になるという。

 また、生体リズムは1日25時間の周期で働いている。1日24時間との1時間のズレをリセットするのも、起床したときに目から入る光(普通であれば朝の太陽光)が行っている。

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