やはり侮るなかれ…風邪が招く“死に至る病気”

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■心筋障害を起こすことも

 ただし、心筋炎の中には症状のないものもある。

 心筋炎の多くは自然回復するが、まれにその後に心臓が拡大し、心臓の動きが低下するといった慢性の心筋障害を起こす人がいるという。

 風邪に代表される呼吸器の感染症は、心臓発作や脳卒中などの発症リスクを2~4倍も増大させるとの英国の研究もある。「風邪だけど大丈夫」なんて考えは早死にのもと。改めた方がいい。

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