耳鼻科の病気

今がグッドタイミングの花粉症の初期療法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 なお、ガイドラインでも奨励していますが、アレルギー性鼻炎の患者さんは一度は鼻鏡検査を行い、鼻ポリープの有無を確認しておく必要があります。鼻づまりが花粉症でなく、鼻ポリープによる場合があるからです。鼻中隔湾曲症や副鼻腔炎を併発している方は、当然お薬も効きにくくなり、他の薬(抗生剤など)を追加処方する必要があります。

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大場俊彦

大場俊彦

慶應義塾大学大学院博士課程外科系終了。医学博士甲種日本耳鼻咽喉科学会認定専門医。日本レーザー医学会認定専門医。日本気管食道科学会認定専門医。米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会フェロー。国際レーザー専門医。厚生労働省補聴器適合判定医・音声言語機能等判定医。日本耳鼻咽喉科学会騒音性難聴判定医・補聴器相談医。