薄毛と汗っかきが悩みのTさん(38)。「この2つがある限りモテません」と悲愴な面持ちです。積極的に婚活を始めようと決意し、体質改善にも力を入れようと思い立ったといいます。
お薦めした漢方薬は、汗をかきやすく、疲れやすく、肥満気味の人にいい防已黄耆湯と、低下した瞬発力や免疫力、自然治癒力などを高める作用の八味地黄丸です。
さっそく飲み始めたTさん。半年ほど経って再び薬局を訪れてくれた時には、あまりの変身ぶりに、一瞬どなたか分からなかったほどでした。
というのも、以前は長めの髪の毛で薄くなったところを隠そうとしていて、それがかえって薄毛を際立たせる原因になっていたのですが、スキンヘッドに近いところまで短く髪の毛を刈り込んでいて、精悍な雰囲気になっていたのです。顔の血色も良く、体を見ると筋肉もついたようです。
「漢方薬を飲み始めてから、だんだん疲れにくくなってきました。すると、もっと体を元気にしたくて、ジョギングをしたり、水泳をしたりするようになったのです。自分に自信が出てきて、髪形も思い切って変えてみたところ結構好評です」
Tさんは、「彼女いない歴ウン年も解消し、今は少し年上の女性と付き合っています」と幸せそうでした。
漢方薬が体質だけでなく、気持ちの持ち方の改善にも作用した典型的なケース。
こういう話を聞くと、私もうれしくなりますし、もっともっと漢方薬の良さを多くの人に伝えたいと思います。
漢方達人をめざせ!