「試行錯誤の末、膝痛は4タイプに大別できるという結論に至りました。原因は何であれ、痛みをとにかく取り除くことを目標に、痛みの生じ方のタイプからアプローチするのです」
次の手順でタイプを探っていくといい。
①腰を動かす
「腰を反らす」「前に曲げる」「右か左に動かす」を行う。これらで膝痛が改善すれば、腰が原因の「腰椎型」。
②膝を動かす
「膝を曲げる」「伸ばす」を行う。痛みが改善すれば、膝関節が原因の「膝関節型」。
③膝のお皿を押す
膝のお皿の周りを上下左右の4つに区分し、それぞれを両手の親指で押す。これらで痛みが改善すれば、膝のお皿が原因の「お皿型」。
④下肢の筋肉を押す
太ももやふくらはぎの筋肉を両手の親指で押し、痛みが改善すれば「筋肉型」。