「妻との仲がうまくいっていない」と相談にいらしたDさん(52)。1回り年下の奥さんから、「女としてちゃんと接してほしい」と責められたそうです。
具体的には、「セックスレスを解消してほしい」ということ。しかしこの1年ほど、Dさんは仕事が多忙を極めており、かつ、上司と反りが合わないことからストレスが強く、「正直、セックスどころではないんです」とおっしゃいます。
女性の私から見れば、セックスレスは奥さんにとって大きな不満のひとつです。まず、目に見えることから解決していくことが大事。下半身だけでなく「元気」を取り戻すためには、「腎」を高めなくてはなりません。
Dさんには「海馬補腎丸」という動物性の生薬が処方された漢方を勧めました。「元気」は腎に蓄えられ、補うことで精力を高めます。
飲み始めて1カ月後、Dさんが再びいらしたので奥さんとの仲を聞きました。
すると、セックスレス解消に役立ったことに加え、いつもなんとなく感じていた体のだるさが消え、休日に奥さんと外出することが増えたそうです。
「ゴロゴロ寝てばかり、と文句を言われていたのが嘘のよう。買い物や散歩を一緒にする程度だけど、妻はそれがとてもうれしいようで……。自然に会話も増え、『ありがとう』という言葉をよく口にするようになり、まるで新婚時代に戻ったようです」
奥さんは、きっとそういう心の交流を求めていたのですね!
漢方達人をめざせ!
セックスレスのお悩み 動物性の生薬で“元気”取り戻す
「女として接してほしい」という相談に