健康は住まいがつくる

【照明と睡眠】職場の照明不足が睡眠障害を招く

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 夜、なかなか寝付けない、熟睡できないという人は「職場の照明が暗い」ことが原因とも考えられる。日中は、休憩時間や昼休みに外に出て太陽光を浴びたり、オフィスにいても窓際に行くと対策になる。

 もちろん、夜遅くまでPCを使っていたり、寝る直前までテレビを見ているのも睡眠によくない。

「モニターから発する光には、波長の短い青や緑の光が多く含まれます。それがメラトニンの分泌を抑制するのです」

 室内の照明は、生活のリズムに合わせて量と色(波長)を上手に使い分けることがポイントだ。

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