８割近くが正月太り

初詣（Ｃ）日刊ゲンダイ

「正月太り」に悩んでいるのは、やっぱり自分だけじゃなかった。

「オレンジページくらし予報」の調査によると、７６．１％の人が「正月太りの経験がある」と回答。その原因については、「食べ過ぎ、食べっぱなし」（８６．１％）、「ごちそうを食べる機会、飲み会が多かった」（５９．６％）、「動かなかった」（５７．８％）と続いた。やはり、年末年始は食べたり飲んだりする機会が増えることが最大の原因といえそうだ。

　増加した体重は、一昨年の同調査では「平均２．２キロ」。脂肪を１キロ減らすためには、理論上は７０００キロカロリーを消費しなければならないというから、なかなかの数値だ。

　とはいえ、正月太りを気にしながらも、その解消については「何もしなかった」という人が４６・７％もいる。このまま放置しておけば、年をとるごとに右肩上がりに太る一方だろう。

　まずは２キロ減を目標に、減量に取り組みたい。食事する前に炭酸水を飲んだり、１食だけでもご飯をお粥に変えれば、食べ過ぎを防いでくれる。通勤電車では必ず立つようにしたり、歩く速度を普段より速くするだけでも、想像以上に多くカロリーを消費する。

　これだけでも１カ月程度続ければ、正月太りをリセットできる……はず。