どうなる! 日本の医療

厚労省通達で高まるざわめき スマホ診療が現実のものに?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「ただし、遠隔医療が現実のものとなるには、多くの問題が残されています。ひとつは遠隔診療ができたとしても、それで薬の処方箋を出せるのか? それを患者さんにどう届けるのか、です。また、医師への報酬の問題もあります。例えば遠隔診療で診療報酬の請求が出せるのか。それも例えば『診察時間20分で1万円』といったような時間制での報酬になるのか、通常の報酬になるのか。遠隔医療に関わる通信機器の認定をどうするのかも問題になります」

 その答えの一部が、平成28年度診療報酬改定で見えてくるのだろうか。

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村吉健

村吉健

地方紙新聞社記者を経てフリーに転身。取材を通じて永田町・霞が関に厚い人脈を築く。当初は主に政治分野の取材が多かったが歴代厚労相取材などを経て、医療分野にも造詣を深める。医療では個々の病気治療法や病院取材も数多く執筆しているが、それ以上に今の現代日本の医療制度問題や医療システム内の問題点などにも鋭く切り込む。現在、夕刊紙、週刊誌、月刊誌などで活躍中。