「ならばもう検診はすべて受けるのをやめてしまえ」と思う方がいるかもしれません。しかし、それもまた賢いことではありません。たとえば、ヘビースモーカーだった方は、もちろん禁煙することが大前提ですが、CT検査による検診を受けることによって、おそらくは寿命を延ばす効果もあるのです。
このように、個々の人の生命に影響を及ぼす病気はさまざまなので、そのリスクに応じた検査こそが理想のがん検診であるのかもしれません。
医者も知らない医学の新常識