独白 愉快な“病人”たち

女優・シャンソン歌手・画家 藤田三保子さん(62) 膠原病

藤田美保子さん(C)日刊ゲンダイ

 五体満足で生まれてくれたから言えることかもしれません。でも、彼女を産んだから今の自分があるんです。生まれたとき、“この子が20歳になったとき、イキイキと輝いている自分でありたい、表現者でいたい”と思いました。間違っても“昔は有名な女優だったのよ”とは言いたくない。だからいろいろなことに挑戦できた。

 一生飲み続けると思っていたステロイドも、病院を替えたら「ステロイドは切る方向でいく」と言われ、その5年後、50歳手前で本当に終了になりました。

 今はコレステロールを抑える薬と血管を広げる薬だけ。無理をしない、揚げ物は食べない、適度な運動、余計なことは考えない。これが今の健康法かな。

▽ふじた・みほこ 1952年山口県生まれ。NHK朝の連続テレビ小説「鳩子の海」や刑事ドラマ「Gメン’75」(TBS系)をはじめ、映画、舞台で活躍後、25歳で結婚。病気を経験して、朗読、シャンソン、絵画に目覚め、朗読講師、ライブ、絵画展など精力的に活動している。

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