サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する

体に良い油、悪い油の違いと適切な取り方

マーガリン(C)日刊ゲンダイ

 さまざまな体に良いオイルが雑誌やテレビなどで取り上げられていますが、それよりも大事なのが、「どんな食材にどんな脂質が含まれ、どんな取り方をしているのか?」です。特に、勘違いされている動物性の脂質について紹介したいと思います。

 まずは、マーガリンとバターについて。バターよりマーガリンの方がヘルシーと考えている人がいます。しかし、それは間違いで、使うならマーガリンよりバターの方がベター。マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は油脂を加工・精製する工程でできるもので、2008年には虚血性心疾患や心臓性の突然死を増やすと報告されています。

 アメリカでは2018年までにトランス脂肪酸の食品添加を全廃するようですが、日本ではいまだに規制がないため、自分で注意するしかありません。外食で使われている油やインスタント食品などに含まれる油など、トランス脂肪酸かどうかがはっきりしないものは、避けた方が虚血性心疾患などの予防につながるでしょう。

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佐藤智春

スタイリストとして活躍していた32歳の時、働き過ぎで体調を崩しダウン。「分子整合栄養医学」に出会い、人体と栄養の関係を学び、実践を重ねながら健康を取し、血液栄養診断士の資格を取得。現在はクライアントの血液データから栄養を厳密に把握し、食と医療、ライフスタイルを具体的に提案。著書に「卵を食べれば全部よくなる」「男は食事で出世させなさい」「身長を伸ばす7つの法則」など。