知らなきゃ損!

今シーズンのインフルエンザ 予防接種受けても安心は禁物

手洗い、うがい、マスクは必須!
手洗い、うがい、マスクは必須!(C)日刊ゲンダイ

 国立感染症研究所の調査によると、今月8~14日に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者は推計205万人となり、今シーズン初めて200万人を超えた。

 1医療機関当たりの患者数は39.97人で、この数字は過去10年間で2番目に多いという。

 都道府県別では、愛知(58.50人)が最多で、沖縄(50.81人)、埼玉(49.13人)、福岡(48.08人)、岐阜(46.86人)と続く。全国的に感染が広がっていることが分かる。

 今シーズンのインフルエンザワクチンは、4種類のウイルスの型に対応した「4価ワクチン」が登場し、これまでの3価に比べて予防効果が期待できるといわれていた。しかし、4種類の中のA香港型(H3N2)のタイプが、今季流行しているものと大きく異なることが明らかになったという。

 予防接種を受けたからといって安心は禁物。手洗い、うがい、マスクなど地道に感染予防するしかない。