春一番とともに花粉症のシーズンがやってきました。さまざまな対策や工夫をしていても、年々ひどくなると感じている人もいるのでは? それはもしかしたら、食べているものに関係しているかもしれません。
花粉症とは、花粉だけに反応する抗体が、アレルギーの原因物質(アレルゲン)に対してIgE抗体を作り、鼻の粘膜にある肥満細胞からヒスタミンが放出され、アレルギー症状が出る状態をいいます。簡単にいえば、鼻の粘膜が弱くなってバリアが壊れ、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、皮膚や粘膜のかゆみなどを引き起こすのです。
最近、驚いた情報としては、花粉症の人は、食物に含まれるタンパク質の分子構造が花粉と似ている食べ物を取ると、症状が悪化するということです。それらNG食品が、体に良いとされる果物や野菜に多いのです。「健康のために」と思ってせっせと食べているものが、花粉症の症状を悪化させている可能性もあるのです。
サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する