その結果、乳児死亡は、妊娠初期にBMIが18.5~24.9と標準的な値だった妊婦さんに比べて、BMIが25~29.9の太り気味の妊婦さんでは1.25倍、BMIが30~34.9の肥満状態では1.37倍、BMIが35~39.9の肥満状態では2.11倍、統計的にも有意に増加しました。
さらにBMIが35を超えるような肥満状態では、赤ちゃんが突然死亡してしまう乳幼児突然死症候群や、出生前の赤ちゃんの身体的異常(先天性異常)のリスクも統計的に有意に増加することが示されています。
妊娠中の体重管理は大変ですが、赤ちゃんの健康を考えると十分な注意が必要です。
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