どうなる! 日本の医療

4月から「日本初の遠隔診療アプリ」がスタート

写真はイメージ(提供写真)

 近い将来、風邪などの軽い病気はどこにいても簡単に医師に診察してもらえるようになるかもしれない。

「いつでもどこでも24時間、医師につながる」をウリにする新サービスが4月からスタートする。その名も「ポケットドクター」。スマートフォンやタブレットを用いた国内初の「遠隔診療アプリ」で、診療や医療相談を行う。医師が十二分に把握できなかった患者の症状を、モバイル端末のカメラやウエアラブル機能を使って把握することが可能だという。

 医師がいない離島や過疎地遠隔地はもちろん、都心の急患にも対応できる。

■3つの新サービス

 このシステムを運用するのは医師と医療機関をつないだり、医療情報を発信するMRT㈱。同社の馬場稔正社長が言う。

「新サービスは、『かかりつけ医診療』『予約相談』『今すぐ相談』の3つからなります。『かかりつけ医診療』は患者さんが初診を受けた医療機関に電話で再診される際、患者さん側からスマホで患部などの画像を送ることで、正確な診察に役立てようとするものです。利用は無料です」

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村吉健

地方紙新聞社記者を経てフリーに転身。取材を通じて永田町・霞が関に厚い人脈を築く。当初は主に政治分野の取材が多かったが歴代厚労相取材などを経て、医療分野にも造詣を深める。医療では個々の病気治療法や病院取材も数多く執筆しているが、それ以上に今の現代日本の医療制度問題や医療システム内の問題点などにも鋭く切り込む。現在、夕刊紙、週刊誌、月刊誌などで活躍中。