③アルコールをやめると手の震えや発汗、不眠などが出現する
④以前と同じ量を飲んでも以前のように酔えない
⑤一日の大部分を飲むために費やしてしまう
⑥精神的、身体的問題が悪化しているにもかかわらず断酒しない
治療は「断酒」しかない。そのためには酒のない新しい生き方を習得する教育入院が有効。同センターでは、原則として1クール、3カ月間の入院期間を設けている。
「教育入院では、アルコールリハビリテーションプログラムを用います。アルコール依存症とどう向き合うか、断酒を継続するにはどうしたらいいか、在宅復帰のための方法を学び、考えるプログラムです」
具体的には、医師やケースワーカー、栄養士、作業療法士による講義(勉強会)、同じ依存症の患者仲間の話を聞き、自己の問題を整理して話す訓練(ミーティング)、体を動かし、心身の快体験を通して断酒の効果を確認するOTプログラムなどを行う。自助グループへの参加も入院中から始めるという。
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