救いだったのは間違いにすぐ気がついたことです。急ぎ担当医にミスを報告すると同時に、胃の中で薬が吸収されないうちに、胃を洗浄するという処置をしました。
■早く落ちても遅く落ちてもダメ
点滴にも神経を使います。疾患の種類にもよりますが、点滴薬によっては投与に要する時間を正確に守らなければいけません。早く落ちても遅く落ちてもダメ。
その様子を見に、何度も確認に行きます。現在はほとんど自動輸液ポンプがあるので少し安心ですが、それでも肉眼で確認するように心掛けています。
実際、過信はよくありませんね。患者さんによる原因で点滴が外に漏れたり、ポンプやチューブに不具合が生じても、機械は自動的に点滴薬を送り続けてしまいます。
特に、抗がん剤など劇薬の点滴でミスを犯せば、皮膚が壊死する危険性もあります。余計に神経を使います。
病院は本日も大騒ぎ