食品に含まれる放射性物質の基準は、食材1キロ当たり100ベクレル。米国やEUの12分の1以下の厳しさです。
これほど徹底した管理をしているところは、他にありません。検査体制が充実した福島産が日本で一番安全といっても過言ではないでしょう。私は、おいしい福島米を喜んで食べています。
野菜や果物、牛乳でも基準値超えはありませんでした。「山菜・キノコ」はまだ基準値超えがありますが、12年度は90件でしたが、14年は25件と着実に減っています。
魚介類も全体として基準値超えは確実に減少傾向です。当初、シラスやコウナゴなど海の表層にいる魚の放射能汚染が問題になりましたが、事故の年の秋には低下。今はゼロ。カツオやマグロなど広く回遊する魚からは一度も基準値超えがありません。貝類やイカ・タコ、エビ・カニ、ワカメ・ノリなども現在は基準値以下です。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁